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司法書士の山岡です。
ご家族を亡くされた悲しみの中、ご遺族には息つく暇もなく「行政手続き」という現実が押し寄せてきます。
「何から手を付ければいいのか分からない」「期限はいつまでなのか」……。そんなご不安を抱える青葉区在住の皆様に向けて、この記事では、区役所での手続きを少しでもスムーズに進めるためのガイドマップをお届けします。
インターネット上には一般的な情報は溢れていますが、ここでは「横浜市青葉区」に特化した具体的な動き方に焦点を当てて解説します。
特に、青葉区役所が配布している『お悔やみハンドブック』は、手続きの羅針盤となる非常に重要な資料です。まずはこのハンドブックを手に入れるところから始めましょう。
横浜市では、ご遺族が必要な手続きを迷わず行えるよう、死亡届提出後の手続きをまとめた冊子『お悔やみハンドブック』を作成・配布しています。
ご遺族のための手引きとして横浜市で青葉区が初めて冊子化して始まった「お悔やみハンドブック」は、非常に見やすく、整理された内容になっています。
「いつまでに」「どこで」「何を持って」行けばいいかがチェックリスト形式で分かるため、これがあるだけで精神的な負担が大きく軽減されます。
死亡届を提出する際、窓口で受け取ることができます。葬儀社の方が代行して提出する場合も多いかと思いますが、その場合は後日、区役所を訪れた際に「戸籍課」の窓口で「お悔やみハンドブックをください」と伝えれば受け取れることができます。
区役所に行く前に中身を確認したい場合や、スマートフォンに入れて持ち歩きたい場合は、横浜市の公式サイトからPDFデータをダウンロードできます。
横浜市の公式サイトリンク:横浜市青葉区 お悔やみハンドブック
ご自宅にプリンターがある場合は、P.5〜6あたりの「手続きチェックリスト」だけでも印刷しておくと、完了した手続きをペンで消し込めるので便利です。
青葉区役所には、専任の職員がご遺族の状況に合わせて必要な手続きを案内してくれる「お悔やみ窓口」が設置されています。設置場所は1階の売店の横です。
複数の窓口を回らなければならない手続き(国民健康保険、介護保険、年金など)を一度に整理して、申請の補助も行ってもらえるため、相続手続きの負担が軽減されます。
「とりあえず行けばなんとかなる」と思って直接行っても、原則として対応してもらえません。
青葉区役所への来庁を希望する日の4営業日前の16時までに予約を完了させる必要があります。
(例:来週の月曜日に行きたい場合は、今週の火曜日16時までに予約が必要です)
青葉区役所 1階の売店横あたりに専用ブースが設けられています。
持ち物は手続きごとに異なりますが、事前に「お悔やみハンドブック」の2ページに記載の持ち物を確認して、忘れずに持参しましょう。
ハンドブックにも記載されていますが、特に期限が厳格なものや、遅れると不利益を被る可能性があるものなどをピックアップしました。
全体像を把握するために、以下のスケジュール感を頭に入れておいてください。
通常は葬儀社が代行してくれますが、法律上の期限は「死亡の事実を知った日から7日以内」です。
これが提出されないと火葬(埋葬)許可証が発行されず、ご葬儀やお別れができません。
ここが一番の山場です。以下の手続きは原則として14日以内に行う必要があります。
役所の手続きではありませんが、公共料金(電気・ガス・水道)、携帯電話、クレジットカード、NHKなどの解約も早めに進めましょう。
特にサブスクリプションサービスなどは、解約しない限り銀行口座が凍結されるまで引き落としが続いてしまいます。
出費がかさむご葬儀ですが、少しだけ戻ってくるお金があります。
亡くなられた方が「国民健康保険」または「後期高齢者医療制度」に加入していた場合、葬儀を行った方(喪主)に対して一律5万円が支給されます(葬祭費)。
※会社員の方(社会保険加入者)が亡くなった場合は、加入先の健康保険組合から「埋葬料」として支給される場合があります。勤務先にご確認ください。
最後に、手続きで青葉区役所(市ケ尾)へ行かれる際の、地元民ならではの実用的な情報をお伝えします。
駐車台数が限られていることから、青葉区役所ではできるだけ公共交通機関(電車・バス)による来庁を推奨しています。
・第1駐車場:91台(身障者用:2台)
・第2駐車場:87台(身障者用:1台、軽自動車用:2台)
※身障者用駐車場は区役所地下駐車場にも2台あり。
車で手続きのために来庁した場合、区役所の駐車場は60分まで無料(窓口で駐車券を提示して減免処理を受ける必要があります)になります。
ただし、青葉区役所の駐車場(第1・第2)は、特に月曜日や連休明け、お昼前後の時間帯に非常に混雑します。満車で入庫できないことも珍しくありません。
また、お悔やみ手続きは60分では終わらない可能性が高いため、超過分の料金(8:00~22:00は30分200円)が発生することも考慮しておきましょう。
田園都市線「市が尾駅」から徒歩8分程度ですが、坂道もあるため、ご高齢の遺族の方が同行される場合はバスの利用も検討してください。
東急バスで「青葉区総合庁舎」バス停で下車すれば目の前です。
お悔やみ手続きでは、主に以下のフロアを行き来することになります。
エレベーターは正面玄関入って右手奥などにありますが、書類を持っての移動は意外と疲れます。
動きやすい服装で行くことを強くおすすめします。
大切な人を亡くされた直後に、事務的な手続きに追われるのは本当に辛いものです。
しかし、青葉区役所の職員の方々はこうした手続きのプロであり、ご遺族の負担を減らそうと「お悔やみ窓口」などを整備してくれています。
まずは『お悔やみハンドブック』を手に入れ、全体像を把握すること。
そして、分からないことは予約した窓口で遠慮なく相談すること。
この2点を意識するだけで、手続きの不安はぐっと減るはずです。
この記事が、青葉区でこれから手続きを進める皆様の小さな道しるべになれば幸いです。
※本記事の情報は2025年時点のものです。制度や窓口の運用は変更される場合がありますので、必ず横浜市や青葉区の公式サイトで最新情報をご確認ください。
当事務所では、相続全般に関するご相談を承っております。初回相談は無料です。神奈川県内(相模原・横浜・川崎など)は出張も可能ですし、遠方の方や多忙な方向けに電話やZOOMによるオンライン相談も対応しております。
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山岡 亮平(Yamaoka Ryohei)
綴り葉司法書士事務所 代表 / 家族信託専門士
司法書士として、身近な友人の「親が認知症になり実家が売れない」という相談を救えなかった後悔を原点に、生前対策に特化。中立的な専門家として「家族の合意形成」を支えることを信念としている。横浜市青葉区を拠点に、ご家族が「安心」して人生を送るための土台作りをサポート中。